猫が飼えなくて死にそう
本当に本気で考えたことがある。もう死にそう。
今の生活は深刻な猫不足だ。
猫がいない生活は空気がないように息苦しい。
昔はもっと町にあふれて、特別家で飼わなくても身近にウヨウヨいて、気まぐれに触れ合って癒されていたのに、それがなくて、なんだかぽっかり穴があいたような感じだ。
猫カフェもあって行ってみるが、なんか違う。近所の顔見知りの猫とあいさつするのと、自宅から離れた町の他所の家の他猫は心理的距離が違う。だから、一回だけでもう行くのをやめてしまう。それに、時間一杯猫と触れ合うというのも、違う。日常に気配があればいいのだ。お互いに干渉もしないで、たまにあいさつして、存在を確かめる。
もう時代的に野良猫はよろしくないというので、室内飼いにするとして、猫を飼うために、一緒にいるために、稼いで家も用意しているのに、里親条件は厳しい。ペットショップで買う事をやめるように訴えても、条件が満たせなければ買うしかない。
変な人がいて、虐待されてしまうかもしれないというリスクはあるけど、そのために良い人との出会いが閉ざされて処分頭数が増えたら、結局不幸な猫が増えるだけではないのかと思う。